冬に実る、小さな命の力 〜盆栽と金柑〜
- 花えみか null
- 2月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2月6日


寒さの中に、少しずつ春の気配を感じる2月。
外に出るのが億劫になる日もありますが、ふと目に入る盆栽や金柑に、心が和む瞬間があります。
どちらも大きく主張はしません。
けれど、寒さに耐えながら、確かに命をつないでいるその姿に、思わず足を止めたくなります。
盆栽は小さな鉢の中で、じっと冬を越えています。
「今は動かない時間」。
けれど何もしていないわけではなく、春に向けて静かに力を蓄えているようで、その佇まいに深い趣を感じます。
一方、金柑は寒い時期に実をつける、たくましい存在です。
小さくて可愛らしい実は、食べることもでき、喉や身体をそっと守ってくれます。
小さなものほど実は強く、すぐに結果が出なくても、焦らなくても、ちゃんと実る時はくる。
盆栽と金柑は、そんなことを静かに教えてくれているように思います。

山茶花(サザンカ

山茶花(サザンカ)
童謡「たきび」の歌詞に、
「さざんか さざんか さいたみち」
という一節があります。
冷たい北風の中でも、道端には花が咲き、
人は火を囲み、ぬくもりを分かち合う。
そんな情景が、この季節の暮らしと重なります。
慌ただしい日々の中でも、
足元にある小さな命やぬくもりに目を向けながら、
春を待つ時間を大切にしていきたい。
そんな2月です。

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